2024年7月6日 土曜日
このたび、行橋市教育委員会主催の令和6年度行橋市民大学講座の講師を
行橋市社会福祉協議会とゆくはし生活相談センターの各担当者が務めました。
テーマは
「 昨日、ごはん食べましたか? ~地域住民で支える食料支援~ 」
生活困窮している相談者に支援の一環として、ゆくはし生活相談センターでは「食料支援」を行なっています。
これら支援が十分にできるようになったのは、毎年フードドライブにご賛同いただいている地域住民の方々や複数企業の継続的なご協力があって、私たちの支援が成り立っています。
しかしそこに至るまでの前任者たちの苦難、私たち支援の根拠法でもある生活困窮者自立支援法施行の背景、新型コロナウィルス発生当時の様子や相談件数、また各企業や社会福祉協議会と連携するようになった経緯などを市民の皆さまがわかりやすい内容で、1時間半にわたり説明いたしました。
聴講にお越しくださった30名程度の皆さまは、大きく頷いたり、この時代にこんなに切迫した困窮者がいるのかと驚いたご様子でした。
「もっとたくさんの住民に知ってもらった方が良い」「区でもぜひ説明してほしい」などという嬉しいお言葉もいただき、住民、企業による支援の輪がますます広がっていくことを目指して、これからもゆくはし生活相談センターでは広報活動に努めてまいります。
最後に、今回このような機会をくださいました行橋市教育委員会 関係者の皆さまにこの場を借りて心から感謝申し上げます。
(写真1)講座の様子
(写真2)当日、市民大学講座にご参加くださった方たちからのご寄付